(仮訳)ポーランド新産種、Flammulina ononidis
Luszczynski, J. et al., 2014. Flammulina ononidis – first record in Poland. Acta Mycologica. Available at: http://yadda.icm.edu.pl/yadda/element/bwmeta1.element.agro-2568a3d6-ff31-453f-8a9d-a0d8a567fbb2 [Accessed June 12, 2017].
【R3-04109】2017/06/12投稿

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3行まとめ

ポーランド新産種としてFlammulina ononidisを報告した。
本種はポーランドで3番目に報告されたエノキタケ属菌となった。
本種は他のヨーロッパ各国では絶滅危惧種として扱われるが、ポーランドにおいても同様の脅威に晒されているとした。

(ポーランド新産種)

Flammulina ononidis Arnolds
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Flammulina velutipes var. lupinicola
子実体の形態が非常に類似している
担子胞子のサイズの範囲が重なる
本種と異なりOnonis spinosaではなくLupinus arboreusなどを宿主とする
Flammulina cephalariae
子実体の形態が非常に類似している
本種と異なりポーランドにおける分布が知られていない
本種と異なりOnonis spinosaではなくCephalaria leucanthaなどを宿主とする
本種より担子胞子のサイズが大きい
Flammulina velutipes(エノキタケ)
ポーランドに分布する
子実体の形態が非常に類似している
本種と異なりOnonis spinosaではなく主にヤナギ属、ヤマナラシ属、ハンノキ属などの広葉樹を宿主とする
本種より担子胞子のサイズが小さい
Flammulina elastica
子実体の形態が非常に類似している
本種と異なりポーランドにおける分布が知られていない
本種と異なりOnonis spinosaではなくヤナギ属などの広葉樹を宿主とする
本種より担子胞子の幅が狭い